現在のスタンダードに存在する単体除去の内、その何種類かは、対象が限定されている。よって、その対象にならないクリーチャーは、たとえ再生や、呪禁や、「破壊されない」を持っていなくとも、ある程度の除去耐性があると言える。

 現スタンで主に使われている限定された対象を持つ単体除去と 、その対象にならない条件は以下の通り。

《突然の衰微/Abrupt Decay》 「点数で見たマナ・コストが4以上」
《究極の価格/Ultimate Price》 「単色でない」
《ディミーアの魔除け/Dimir Charm》 「パワーが3以上」
《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm》 「パワーが4以下」
《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》 「タフネスが5以上」
《夜の犠牲/Victim of Night》 「吸血鬼または狼男またはゾンビ」

 この6つすべての条件を持つクリーチャーは存在しないが、この内5つの条件を持つクリーチャーを挙げていく。ただし、構築級のカードパワーが無い、または元から再生、呪禁、「破壊されない」を持つ、または自身の能力によってその対象にならない条件から外れてしまう(例、《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren》)クリーチャーは除いた。

・「点数で見たマナ・コストが4以上」「単色でない」「パワーが3以上」「パワーが4以下」「タフネスが5以上」のクリーチャー
 《三巨頭の執政官/Archon of the Triumvirate》《アゾールの雄弁家/Azor’s Elocutors》《ドラグスコルの肉裂き/Drogskol Reaver》《霊捕らえの装置/Geistcatcher’s Rig》

・「点数で見たマナ・コストが4以上」「単色でない」「パワーが3以上」「パワーが4以下」「吸血鬼または狼男またはゾンビ」のクリーチャー
 《ダスクマントルの予見者/Duskmantle Seer》《ヘイヴングルの死者/Havengul Lich》

・「点数で見たマナ・コストが4以上」「単色でない」「パワーが3以上」「タフネスが5以上」「吸血鬼または狼男またはゾンビ」のクリーチャー
 《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born》

・「点数で見たマナ・コストが4以上」「パワーが3以上」「パワーが4以下」「タフネスが5以上」「吸血鬼または狼男またはゾンビ」のクリーチャー
 《戦慄の奴隷商人/Dread Slaver》


ここまで考えたけど、だから何?ってなったので終了。

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